9月議会一般質問の質問と答弁

 9月議会は、傍聴を控えていただいたため、一般質問の内容が伝わっていないと思いますので、ここに全文を掲載します。時間があったら読んでみてください。

教育委員会への質問文

1 コロナ禍における学校教育の対応について

(1)子供たちに対する学習内容の補償についての対策は。

 3月2日の内閣総理大臣による全国一斉休校の要請により、本市の小中学校は全校一斉休校を行いました。学年末の重要な時期を休校ということで学年のまとめも十分出来ませんでした。

そのまま新年度になり、4月5月と一斉休校の処置をとり6月は分散登校という新型コロナウイルスの感染拡大防止の対応を行ってきました。その対応は賢明な判断だと考えますが、それにより子供たちの授業時数は、年間の標準授業時数を大幅に下回っています。授業時数と学力の関係を関連付ける統計は国も行っていませんが、長年の経験から授業時数をかけた内容は、子供たちに定着しています。市内の学校を例にとると現在小学5年生では、昨年度の4年生の3月で91時間の授業時数がカットされました。今年度に入り4月は83時間。5月は102時間。6月の分散登校では、半分の授業時数として54時間。合計で330時間の授業時数が削られています。夏休みを短縮したり、土曜授業を増やしたり、冬休みを短縮したりと様々な工夫を凝らしていますが、欠時数を補いきれないと思います。そこで、授業時数の不足による子供たちの学習内容の補償を過重負担とならないように補う方法をどのように考えているのかお伺いします。

(2)学校行事の中止等を踏まえた子供たちの人間性の育成について

 学校は、学力を定着させることが大切ですが、学力だけでなく人間性の育成も大切です。授業時数を確保するために、修学旅行や宿泊学習、運動会や体育祭を取りやめ、その他の学校行事も取りやめています。感染拡大防止のため仕方のないこととも思いますが、学校行事を通して築き上げていく友達との関係や、自分たちで作り上げ主体的に行動することで身につく思考力・判断力・表現力や人間性を培うことも子供たちが社会に出ていくためには必要です。まさにそういう子供たちの人間性の育成を育むために教育委員会はどのように対応していくのかお伺いします。

(3)GIGAスクール構想についての取り組みついて

 新型コロナウイルスによる休校で子供たちの学校生活は大きく変わってきました。そこで、新たにオンライン授業が注目を集めてきました。政府は、日本のICT環境の遅れから、令和5年度までに全ての小中学生にタブレットを配布し子供たちの授業改善を狙っていましたが、新型コロナウイルスの関係で前倒しをして今年度中に全ての児童生徒に配布するよう政策転換を行いました。本市でもGIGAスクール構想でオンライン授業ができ休校しても自宅で学校の授業が受けられるようになるということです。

 そこで、GIGAスクール構想により①子供たちのどのような変容を期待するのか。②日高市が目指す授業形態のイメージは。③タブレットを活用することによる授業はどのように変わるのかお伺いします。

答弁

 1.「コロナ禍における学校教育の対応について」の1点目、「子供たちに対する学習内容の補償について」お答えします。

新型コロナウイルス感染症対策のための臨時休業により、授業時数が大幅に減少した中、6月から学校が再開されました。教育委員会としましては、長期休業期間を短縮し授業時数を確保するとともに、各学校においては、教育活動の見直しや学校行事の削減等を実施し、授業時数確保に努めているところでございます。

授業については、学習指導要領に規定されている「何ができるようになるか」を意識し、「何を学ぶか」を明確化し、様々な環境変化を踏まえて「どのように学ぶか」など、指導順序の変更や指導方法を柔軟に見直すなど、学習内容の焦点化を図っております。児童生徒の学習の定着が不十分である場合には、個別に補習をするなど、全ての児童生徒の学習の機会を保障するためのきめ細かい取組を各学校に対してお願いしているところです。

また、家庭学習においては、Wi-Fi環境のないご家庭には、タブレット端末とモバイルルーターを貸与し、文部科学省ホームページでの「子供の学びのサイト」や「自宅学習システム」を活用するなどして、家庭学習の充実を図ってまいりました。

続きまして2点目の「学校行事の中止等による子供たちの人間性の育成について」お答えします。文部科学省から通知に、感染症対策を講じてもなお、感染の可能性が高い学習活動の中に運動会や体育祭、修学旅行などの学校行事が含まれていることから、児童生徒、教職員の命と健康を守ることを第一に考え、中止という苦渋の決断をしました。しかし、学校行事を通して人間関係づくりや主体的に行動することで身につく思考力・判断力・表現力等を学ぶことができますので、各学校には、感染リスクを極力減らし、活動形態や内容等を工夫した形で学校行事を実施してほしいとお願いしているところでございます。

具体的には、修学旅行については、小学校は日光や相模湖方面への日帰り遠足、中学校は公立高校入試後の卒業遠足、運動会や体育祭は、児童生徒に種目や内容を考えさせるなど、その実施に向け検討しているところです。

続きまして3点目について「GIGAスクール構想の取組みについて」お答えします。

現在、GIGAスクール構想を実現すべく準備をしているところでございますが、一人一台端末等のICTを活用することにより、学力向上はもちろんのこと情報活用能力や表現力が向上し、超情報化社会にも対応できる力が養われることを期待しています。

授業においては、タブレット端末を活用することにより、一人一人の教育的ニーズや学習状況に応じた個別学習が可能となり、また、一人一人の反応を踏まえた双方向型の一斉授業も可能となります。更に、インターネットで必要な記事や動画等を集め、独自の視点で情報を編集できるようになり、多様な意見にも即時に触れられるようになります。このように、タブレット端末を活用することにより、学びの進化・学びの変換が期待できます。

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金子博
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