9月議会一般質問の質問と答弁NO2

公共施設の再編計画について

新高萩公民館の建設に関する進捗状況について

 公共施設再編計画により念願であったの高萩公民館の移転新築の計画が着々と進行していると思います。高萩公民館は、以前にも一般質問でお尋ねいたしましたが、現在の公民館が建設されたのが、昭和48年で築47年が経過し、施設の老朽化が激しいです。過去にも建て替えの計画が浮上したようですが、なかなか実現せず今回移転新築の報を受けて、高萩地区の住民はとても喜んでいます。地域の要となる施設、公民館が住民の意見を取り入れて開設されることはとても意義のあることです。

 しかし、新型コロナウイルスによる感染拡大防止のため3月27日に予定されていた「新高萩公民館基本設計に関する説明会」が中止になりました。とても残念なことでしたが、説明会の代わりに意見書(アンケート)の提出ということになりました。その意見書は市民から新公民館建設にあたりいろいろ要望等が出たと思います。

 5月の全員協議会で議員向けに意見書の内容等簡単に説明を頂きました。また、高萩公民館が管轄する市民に向けては、6月の公民館だよりで説明が記載されていましたが、地域の住民から公民館の新築についてよく質問を受けます。

 そこで、改めて意見書の提出件数は何件で、多かった意見はどのようなものか。また、市の方で出た意見により取り入れたものはどのようなものなのかお伺いします。そして、市民への周知をどのように行おうと考えているのでしょうか。

 また、現在の新高萩公民館建設に関する進捗状況はどのように進んでいるのかお伺いします。

答弁

 3月27日に開催予定でございました新高萩公民館(出張所)基本設計に関する説明会につきましては、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため中止とさせていただきました。

説明会での意見聴取に代え、3月下旬から4月上旬にかけまして、高萩公民館関係者77名、67団体、近隣住民61世帯を対象に平面図の案を送付し、アンケート調査を実施したところ、32件の回答がございました。

 この中で、最も多かったご要望としましては、会議室や多目的ホールなどの部屋に関する内容のもので、スペースや備品になどのご意見がありました。次に駐車場に関するご要望では、台数や幅に関するご意見などがございました。

 続きまして、意見を取り入れて変更させていただきましたことについて何点かご紹介いたします。まず、エントランスや廊下が狭いとの意見がありましたので、エントランスの広さや廊下の幅を広げました。入口に近いところにトイレがあるとエントランスが暗くなるので、交流広場側からエントランスへ光を取り入れ、明るい雰囲気の公民館にしてほしいとの意見に対し、エントランスと事務室周辺を明るい雰囲気を持たせるため、部屋のレイアウトを見直しました。防災倉庫を設置してほしいとの意見に対し、館内に備蓄倉庫を設け防災機能の充実を図りました。

 次に、市の内部で出た意見により取り入れたものとしては、建物をバリアフリー化とし、多目的トイレや赤ちゃんの駅、備蓄倉庫を館内に配置した点や、機能面では、災害時に電気の供給が停止した場合に備え、携帯電話などの電源を確保できるように太陽光パネルを屋根に設置することや、外部から大型発電機の電源を取り込めるようにいたしました。

その他、仮設トイレを設置する場合に備え、駐車場にマンホールトイレ用の桝(2基分)を設置することにいたしました。

次に、市民への周知でございますが、決定した外観イメージ図やレイアウトなどを、市ホームページや高萩公民館だよりなどを活用しまして周知に努めてまいります。

最後に、現在の新高萩公民館建設に関する進捗状況ですが、基本設計を基に工事施行業者が実際に建築工事を行うことができるように、実施設計の入札を行いまして、現在、落札した業者との間で詳細な図面や仕様書の作成に取り掛かったところでございます。

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金子博
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